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会長:石川洋介

 1969年4月14日、高松ロータリークラブをスポンサークラブとして産声をあげた我等が高松西ロータリークラブは、今年度35周年を迎えることができました。
 これまでクラブ運営を献身的に支えてくれた先輩諸兄に深甚なる敬意を表するとともに、今年度島谷 隆幹事共々、会員の英知を結集し、西クラブの伝統である、親睦と融和を旨としたクラブ運営に務める所存でありますので一層のご協力をお願い申し上げます。
 さて、記念事業については、式典等形式的な行事は控え、ロータリー創立100周年を迎える次年度、更には5年後に到来するクラブ40周年記念事業に備えようとのバスト会長会等のご意見を基に、「過去を振り返り、現在を省みて将来に備える。」との磯崎孜騎35周年記念事業実行委員長の提唱されたテーマに添って、具体的には次の五つを重点事業として活動いたしております。
 なお、この報告についてはそれぞれの担当者の報告と重複する部分もあるとは思いますが、記録性を鑑み、あえて記載させて頂きます。

 35周年を期に、これまでの記録の整備と資料の散逸を防止する意味からも、また、貴重な写真が色褪せする前にCD化を図り、将来の記念誌が容易に編集できる礎を作る等を目的に、現在藤澤康祐I.T.委員長のもとにおいて、クラブのこれまでの歩みを網羅した記録集とするための資料収集と会員の原稿依頼を中心に作業が進められております。これまでに無い多くの内容を盛り組んだ貴重なCDができるものと期待をしております。

 住谷幸伸会員お世話のもと、9月5日から三日間に亘り会員、家族20名が大挙矢島町を訪問し、矢島口一夕リークラブとの間に友好クラブの協定書を交わし、今後両RCが相互訪問などを通じて、教育文化、観光などの交流促進に向けて親善を探める事といたしました。
 鳥海山のふもとに位置し、農業を中心とした静かで落ち着いた矢島町の風情や、速来の友を温かく迎えてくれる矢島の町を、当時姉妹縁組の調印式に出席した高松市議会議長は、「この町には、私達の忘れそうなもの、忘れてはならないものがある」と表現したそうです。
 我々も機会ある毎に矢島町を訪問し、命の洗濯をされることを提案したいと思います。

 一昨年、当時の岡田定雄会長を団長として6名の訪問団を結成し、チベットを訪問したことに弾みがつき、奉仕事業については義務教育を受けられない子供達に、今後5年間に亘り教育資金を提供していこうということで決定しております.既に第1回の支援金は送金済で、チベット側の窓口となっている地元のファー氏より交付式の模様が手紙で送られてきております。

 さらに現在は、関義雄会員が中心となり会員からの古着の回収作業に取り組んでおりますが、集まった善意の品物は、近い内何等かの方法で相手先に届くことになっております。

 クラブ創設20周年の節日の年に、地元の蕃術文化向上の活力になればとの熱い思いから、長尾初次会員ご尽カのもと、隔年毎に開催される事になった事業ですが、今年度も川西秀明直前会長のお世話により、1月14日から18日までの5日間、高松市の美術館で高松グリーンクラブの特別後援もいただき、四国新聞社と共催することができました。

 関会員が2002年2月号のガバナー月信で、「四国遍路とロータリー」と題して所見を発表されましたがその後、遍路道の整備については桑原信義ガバナーより地区の重要テーマの一つに取り上げられ四国遍路プロジェクトが具体化に向けてスタートを切りました。


 当クラブもこのガバナー方針を受け記念事業の一環として、積極的に取り組もうという事になり、住谷社会奉仕委員長のもと、貴重な資源である88箇所を訪問する人々の水先案内人としての役目も果たそうとの目的のもとに、四国88箇所を紹介するWebサイトを88club.comに設置すべく検討中であります。この事業は相当な経費を要するため、クラブの単独事業としては難しいとの判断から、近隣のクラブにも働きかけたところ、高松ロータリークラブの賛同を得ることができ、現在両クラブの共同事業として取り組んでおります。精神的な安らぎを求める風潮が強い今日、各クラブが多方面から独自で検討を進めているようですが、最終的には地区内各クラブの様々な取り組みがリンクされ、遍路道の標識、接待所の設置等も含めた環境整備ができればと願っております。遠大な計画ではありますが地区のロータリアンが手を結べば近い将釆実現するものと期待しております。


 今期も残すところ数ヶ月でいよいよロータリー創立100周年となる記念の年度を迎えることになります。今後我がクラブの益々の発展を祈念するとともに、次年度の稲本陽一会長、吉村恂幹事のご活躍を期待しております。