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式典委員長 橘川 克明

 光陰矢の如く日月に関守なしと申されますが、私共の高松西ロータリークラブが昭和44年4月14日呱呱の声を上げ、同23日に国際ロータリー正式加盟が認められて早くも五年の歳月を経ました。本日青葉、若葉の一入目にしむこの良き日に創立五周年の記念式典を挙行致しました処、今谷ガバナー、三宅パストガバナー、斎木パストガバナー、中川パストガバナー、渡辺ガバナーノミニー並びに金子県知事、脇市長ほか多数の来賓各位のご臨席を得て、全会員並びに家族が一堂に会しかく盛大に五周年を寿ぐことが出来ましたことはクラブ員一同の喜びこれに過ぎるものはなく、深く感謝の意を表する次第です。
 さて、顧みますれば当クラブは五年前に当時の斎木ガバナーご指導の許に、高松ロータリークラブをスポンサーとし、故山下笹市氏が特別代表となって創立せられたのでありますが、4月14日の創立総会から同年11月9日のチャーターナイトまでは全く西も東もわからず、只々スポンサークラブにおんぶされて歩いていたのであり、特に当時地区拡大委員であった中川パストガバナー、又クラブ拡大委員であった三宅俊三先生の二方には所謂「手とり足とり」の言葉通り至れり尽くせりのご指導を得、当クラブ今日あるのも偏にスタートに於いて良き指導者を得たお陰と感謝に堪えません。
 当初27人でスタートした会員も、現在は40人であります。この人数では当クラブとしては少ないと思いますが、おかげで会員は皆テリトリーに密着した良い人を得て居りますので、クラブ活動には好適であります。時には議論を戦わすこともありましたが今では本当に打ちとけて親睦の実を挙げており、特に家族会は、他クラブの或るロータリアンが“これ程奥様方家族の協力を得ている家族会とは想いも及びませんでした”と絶賛せられた程家族ぐるみの親睦を図って居ります。
 ロータリーで重視される出席率は当初、会員選考に問題があり低迷していましたが、第二年度に至って年間出席率97.39%となり、第三年度97.31%、昨年度は98.13%と三年連続して地区10位以内で表彰を受けて居ります。
 又、RI財団については第三年度に100$寄付を募り300%クラブとなってから逐次会員の協力をうけ、第四年度に700%、第五年度は800%となり、そして現在では延べ39人の100$寄付を受け会員40人中30人以上が100$寄付者であり、ごく最近「1300%ロータリー財団クラブ」の認定を受けました。尚今式典を機会に1400%となる予定です。
 ところで“奉仕”について、当初は理論的には分っても実行はむずかしく、色々やってみましたが甚だぎこちないものでした。それでも弦打青年会と膝を交えて、地域改善を話し合ったり、或るテリトリー内の小学校に善意のノートを配り、善意の記録をしてもらったり、又一会員の韓国訪問の卓話の中にその旧友の小学校の実情報告があり、それがきっかけでキムチョンロータリークラブを通じてテープレコーダーを贈り、爾来毎年交流して昨年訪問の時はフットボール等運動用ボールを贈り、今年も5月15日に代表がキムチョンロータリークラブを訪れる等々、貧弱ではありましたが、それなりの評価を得たものと思っております。
 昨年のあの大渇水時に、お互いが自分の水確保に精一杯であった時、数人の会員が顔を真赤に日焼けして率先市民への給水活動に協力されたので、クラブとしても有効な社会奉仕であるとして表彰しようと計画しましたが、それ等の会員が“私はただ職業奉仕と思ってやっただけだから”と表彰辞退を申し出られた時、私達の奉仕もやっと身についた感じがお互いにしたものでありました。
 今日、創立五周年の式典にあたり、過去を振り返ってみますと「奉仕と友愛」の理想に向って歴代RI会長のターゲットの具現に努めては参りましたが、理想は高く、仲々その達成の困難を痛感するのみであります。然し今日を節として、今一度今までのことを洗い直し、改むべきところは改め、伸すべきは伸して、全会員心を新たに引き締め、十周年目に向って更に一歩を踏み出そうと考えております。
 来賓の皆様が今まで以上に温かく見守り下さり、御指導を賜りますようお願い申し上げます。