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来日6年,毎日日本語を使って,大勢の日本人の中で生活している。学校の友達,先生,アルバイト先の人々,皆ほとんど日本人である。日本の女性については,考えさせられることがよくある。同じ女性という立場で,中国の女性と日本の女性との比較がよく課されたからである。男性については,テレビや新開や,また人の話の中からしか知らないので,ここで述べる「私の見た日本の男性」というのは,本当の日本の男性の姿かどうかは保証できないことを先に断っておきたい。
日本に来たばかりの時に,日本の男性がとても紳士のように見えた。皆ネクタイに背広,服装がきちんと整えている上,礼儀正しい。ある日,日本人の友達(女性)に「日本の男性が皆礼儀正しくて,優しいですね」と言うと,「そんなことないわよ,結婚したらコロッと変わるから」と彼女は言った。「ええ,そんなことはないでしょう」と笑いながら,その「コロッと変わる」という表現はすぐに覚えた。テレビでも「日本の男性はあまり家事をしない」,「子育てにもあまり手伝わない」のようなメッセージを送る番組が多い。あるアンケートによると,日本の男性は最もよくする家事とは朝のごみ捨てである。それも,奥さんがまとめてくれたごみを出勤する時についでに捨てるということである。私にとっては,これらのことはほとんど考えられないことである。新中国成立前は,儒教の思想の影響で,中国も男尊女卑の社会であった。女性は男性に従うべきものであった。「三従」というのは女性の美徳といわれていた。「三従」とは,女性は子供の時は,父親に従うべき,結婚後は夫に従うべき,夫に死なれたら息子に従うべきというものである。しかし,新中国成立後,男女平等が提唱され,現在はほとんどの省,市では実現されている。夫婦共働きのため,家のなかでは,共に家事をし,共に子供を育てる。先に帰宅した人が料理を作ったり,掃除をしたりする。洗濯や食事後の皿洗いも分担でする。しかし,日本では専業主婦がいる家庭はともかく,共働きの家庭でも,女性が家事を支えているケースが多いように思う。
一方,日本の男性がよく働くこともよく知られている。「過労死」という言葉も日本で初めて聞いた言葉である。中国人の友達が去年の12月に上海の旅行会社から派遣され,東京で働いている。正月に私は彼に新年の挨拶の電話をした。すると,彼は「僕は初めて‘過労死’という言葉を知った,中国でこんなに働いたことがない」と,自分が過労死するのではないかと心配そうに言った。確かに,多くの日本の男性にとっては,残業は日常茶飯のことである。土,日の接待もよくある。私は小さい頃,たまには父が残業がある時に,とても嬉しかったのである。というのは,家でのんびりと羽を伸ばすことができるからである。日本の子供たちはよく家で羽を伸ばしているのではないかと,私はよく考えさせられる。
次は,私の体験でまとめた日本の男性像である。私は日本の男性を二つのタイプに分ける。35才以上の日本の男性と35才以下の日本の男性である。私の経験では,35才以上のグループは大体親切で,優しい,よく話をしてくれる。中国のことを好きな人と嫌いな人両方いるが,やはり好きな方が多い。そして,とても説教が好きである。一方,35才以下のグループでは,照れていて,自発的に人と特に外国人と話をしようとはしない人が多い。たまに話をする時にも,とても緊張しているように見える,とても礼儀正しい。中国のことを知らないまたは無関心の人が多い。いつも忙しそうに見える。
これは,私の見た日本の男性であるが,最後に日本に来る前に,中国で聞いた日本の男性のうわさについて一言触れたいと思う。「日本の男性は好色」といううわさがある。どうして日本の男性が中国人にこのような印象を与えたのか,日本に来て6年やっと分かったのである。理由が二つある。一つは,日本の男性はよく女性の前で「美人ですね」,「べっぴんさんですね」とほめる。中国では,男性が自分の恋人以外の女性には,そのような言葉を言わない,言うと何か下心があるのではないのかと思われがちである。日本人にとってはただほめているつもりだが,中国人にとっては「好色」のように感じる。もう一つは,日本の男性は平気で大勢の前でズボンのベルトを締めたりするのである。
これは,日本の男性が好色だと思われる主な理由だと思う。だから,これから中国旅行をしようと思う方は,誤解されないように,くれぐれもこの二つのことに気をつけていただきたい。念のため。
以上は私の見た日本の男性である,非常に表面的なものだが。
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