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●FSM/第1847回例会「雑誌月間に因んで」 時間: 12時 30分 〜 13時 30分 場所:全日空ホテルクレメント高松
雑誌月間に因んで(平成19年4月13日卓話)
高松西ロータリークラブ雑誌委員会 委員長 佐野 孝次
1.ロータリーの友の購入義務
ロータリーの会員には、会費納入の義務と例会出席の義務の外、標記義務がある。
ロータリーの友の購読義務が会費納入の義務と例会出席の義務に横並びになるほどの義務であると聞かされたときは、最初は理解できなかった。
しかし、よく考えてみると当然のことである。
ロータリーの友はロータリーの機関紙であり、情報誌であり、ロータリーの公開討論の場であるからである。また、ロータリーの友は、世間のロータリーとつながっているからである。
ロータリーの会員はロータリーの組織に参加している以上、当然ロータリーの精神を学ぶ義務がある。これは条理上、当然のことであると思われる。ロータリーの会員はロータリーの機関誌を購読すべきとされている由縁である。
会費納入が物的義務であり、出席が行動的義務とすれば、購読の義務は知的義務と言える。
ロータリーを理解してもらうには、「手続要覧」を読むより「友」を読むほうがはるかに早いと言われている。「手続要覧」はその内容が停止しているが、「友」は毎月発行され、その内容は現に動いている。
ロータリーの友は「ロータリーの情報」を毎月提供してくれている。
2.夏目漱石の「草枕」の有名な冒頭の文章をもじってロータリーについて考えてみた。
「山路を登りながら、こう考えた」。すなわち、雑誌委員をしながらロータリーについてこう考えた。
「智に働けば角が立つ」。すなわちロータリーの綱領とか、4つのテスト、職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕とかを強調しすぎると角が立つ。
「情に棹させば流される」。すなわち、ロータリーは親睦だということでゴルフ、野球、碁や飲み会と遊びばかりに熱中すると、ロータリー存在そのものが流されてしまう。ロータリー哲学を忘れるとロータリーは衰退してしまう。
「意地を通せば窮屈だ」。すなわち、ロータリーの会員が自分のロータリー哲学を主張しすぎるとロータリー生活は窮屈になる。
「とかく人の世は住みにくい」。すなわち、ロータリー会員も十人十色であり、これらをまとめることはとにかくむずかしい。
3.ロータリーにはこれらの難点を克服するためいろんな工夫が施されている。
会長・幹事という執行部制度、理事会という意思決定機関、各委員会制度、また、会員増強及び拡大月間とか職業奉仕月間とか、ロータリーの雑誌月間とかのPR制度、また地区大会、地区協議会、インターシティミーティングとかという地区にまたがる催し物等である。
4.会長や幹事がいろいろ会員に対し、リーダーシップを発揮しても会内に角は立たない。
委員長が会員に出席を促したり、SAAが私語を戒めても、会内には角は立たない。それは役員がその地位にある以上、やらなければならないからである。会員相互はそのことを理解しているからである。
5.ロータリーにはいろいろな活動月間、卓話、炉辺会合等があり、
ロータリー哲学は会員に無理のない形で浸透していく。
地区大会、地区協議会、インターシティミーティング等に参加すると、熱心にロータリー活動をしているロータリーの会員にお目にかかれる。そしてその姿から感化を受ける。
ロータリーは地球規模の発展し、100年以上も続いている。
それは、以上のような巧みな組織運営・活動計画によるものでないかと思われる。
以上